Contents
- qwikWebを使いはじめてみよう
- 新しくサイトを作ってみる
- ページを編集してみる
- ユーザを追加する
- 編集画面を使いこなす
- オンラインヘルプをみる
- ページの機能
- バックアップ
- タイムマシーン
- プレゼンモード
- その場で編集
- サイト管理
- サイトメニュー
- サイト設定
- 年表
- グループメンバー
- サイトアーカイブ
- メーリングリストの設定
- qwikWeb拡張機能
- ちょっと進んだプラグイン
- スケジュール調整と予定管理
- スケジュール調整機能
- 予定共有機能
- プラグインを作ってみよう
qwikWebの使い方
qwikWebを使いはじめてみよう
新しくサイトを作ってみる
新しくサイトを作って,qwikWebを使いはじめてみましょう. テスト用として下記のようなアドレスを使うことを想定します.
- メーリングリストアドレス: test@qwik.gihyo.co.jp
- Wikiサイト: http://qwik.gihyo.co.jp/test/
先程の動作確認ですでに作った方もいるかと思いますが,再度最初から説明し ます.
- ★%著者% 前節と若干記述が重複しているが,必要な重複であると判断した.
まず,最初にメーリングリストを作りましょう.「test@qwik.gihyo.co.jp」 というアドレスでのメーリングリストを作りたい時には,まずそのアドレスに メールを送ることで作成を指示します.Subjectは何でもいいですが,本文は 空ではだめです.また,HTMLメールも避けてください.まずは先程のアドレス にメールを送ってみましょう.メーリングリストが作成され,送ったメールが 最初の一通として到着しているはずです.届いたメールの一番下を見てみましょ う.メール本文に加えてフッタがついています.(HTMLメールの場合にはフッ タはつきません.) ここには,このメールに対応するWikiページのURLが書か れています.そのURLをたどってページを表示させてみましょう.
対応するWikiサイトの画面にとぶはずですが,まず最初はログイン画面になり ます.qwikWebのWikiサイトは認証しなければ表示されません.ユーザ名には 自分のメールアドレスをいれますが,パスワードはシステムが自動的に生成し たものを取得します.まず「パスワードを入手する」というリンクをたどって パスワード取得画面にいき,自分のメールアドレスを入力してパスワードを取 得します.(脚注: 自分の好きなパスワードを使いたい人もいるかと思います が,そのような機能はありません.その代りにTypeKeyを使ってログインでき るようになっていますので,そちらをご利用下さい.) 送られてきたメールに 書かれているパスワードを使って,ログインしてください.無事ログインでき たら,前節の図2のような画面が表示されるはずです.
- ★%著者% Wikiサイト入口の図版は,前節とまったく同じである.
ページを編集してみる
右上の「編集」からページ編集画面にいきます.内容を少し変更してから「保 存」をおしてみましょう.ページが書きかわっているはずです.「もっと詳し い書式」のリンクをたどると,使える書式の一覧が表示されます.
メーリングリストに投稿されたメールは自動的にWikiページになりますので, 作成のために送ったメールもページになっているはずです.見てみましょう.
ユーザを追加する
このメーリングリスト及びWikiサイトにメンバーを追加したい場合は,下記の ようなメールを送ります.
To: test@qwik.gihyo.co.jp <-メーリングリストのアドレス From: alice@gihyo.co.jp <-自分のアドレス Cc: bob@gihyo.co.jp <-招待したい人のアドレス Subject: 追加 Bobさんを追加します. <-本文
このように,追加したいメンバーのアドレスをCcに記述してメーリングリスト にメールを送ると,それだけでそのメンバーがリストに追加されます.
ここまでで,メーリングリストの作成,対応するWikiサイトの閲覧,ページの 編集,メンバーの追加までができました.ここまでで,qwikWebの基本的な操 作を一通り行えるようになりました.これでもう基本的な使い方はマスターし たことになります.
編集画面を使いこなす
- ★図1 qwikWebの編集画面
もう少しつっこんだ使い方を見ていきましょう.編集画面(図1)の右側に,様々な機 能への一覧がありますので,それを説明していきます.
オンラインヘルプをみる
- ★%著者% 図1右上の「qwikWebの使い方」と関連
編集画面右上の「qwikWebの使い方」というリンクからオンラインヘルプが表 示されます.ここから個々のプラグインの使い方を見ることができます.
ページの機能
- ★%著者% 図1右下の「ページの機能」と関連
ページを操作する機能です.
バックアップ
- ★図2 バックアップ一覧
- ★図3 前回からの差分表示
qwikWebではページ編集の全ての履歴を保存しています.「バックアップ」か ら過去の編集履歴一覧を見ることができます.(図2)個々の日付をたどるこ とで,一つ前の状態との差分が表示されます.(図3)
タイムマシーン
- ★図4 タイムマシーン
「タイムマシーン」では,その過去の編集履歴をインタラクティブに表示させ ることができます.(図4)これは実際に使ってみるとわかりやすいでしょう. 左上に「これを動かして下さい」という小さなウィンドウが出てくるので,そ のタイトルバーの部分をつかんで左右に動かすと,ページの過去の状態から現 在の状態までを動的に変化させて表示させることができます.
プレゼンモード
- ★図5 プレゼンモード
ページをプレゼンモードで表示します.(図5)見出しがページの区切りとな ります.ページをクリックすると次のページにいきます.
その場で編集
- ★図6 その場で編集モード
qwikWebでは普通のWikiと同じようなWiki記法による編集に加え,ページを見 たままその場で編集(WYSIWYGモードで編集)することもできます.(図6) (脚注: 残念ながら,この機能は現在はまだInternet Explorerでしか動作し ません.その他のブラウザへの対応は現時点では未定です.) ページの上に ツールバーが表示され,左端のアイコンでセーブされます.
- ★図7 左上に「Update!」が表示されている
また,このモードで編集している最中に,他の人がその同じページを編集した 場合,左上に「Update!」という表示が即座にでます.(図7)「Update!」と いう文字をクリックすると,最新版のページにいきます.このように,複数人 で同時に編集することを容易にしています.
サイト管理
- ★%著者% 図1右下の「サイト管理」と関連
サイト管理のための機能を見ていきます.
サイトメニュー
サイト管理に関する設定をここから行なうことができます.qwikWebでは,左 側にあるサイドメニュー,上にある管理メニュー,下に出るページアトリビュー トなど全てがページとしてカスタマイズできます.サイトメニュー内のリンク からたどってください.
サイト設定
サイトごとの設定を変更できます.
:open: false
サイトにはプライベートモードとパブリックモードの二種類のモードがありま す.デフォルトのプライベートモードではメンバーだけが閲覧・編集を行えま す.trueにすると,誰でもページを閲覧・編集できるパブリックモードになり ます.
:theme: qwikborder
サイトの表示スタイル(テーマ)を選択できます.
qwikborder, qwikcyan, qwikgreen(デフォルト), qwikviridian
の4つから選択できます.「サイト管理」の「サイトテーマ」ページにいき, 指示に沿って「theme.css」というCSSファイルを添付すると,自分独自のCSS ファイルを使うこともできます.
:sitename 技評のqwikWebサイト
ページタイトルに含まれるサイト名が変更されます.
:reportmail:daily
編集記録のメールを一日一回送ると指定しています.「hourly」で一時間に一 回,「weekly」で一週間に一回に設定されます.「false」で送られなくなり ます.
:redirect:false
外部サイトへのリンクを一旦リダイレクトするかどうかを設定します.標準の 「false」では直接リンクされます.「true」にすると一旦リダイレクトして からリンク先に飛ぶようになります.リンク元を隠したい場合に利用します.
年表
サイトのいままでの編集履歴を一枚の年表のように表示します.水色の四角が, 編集があったことを示します.
グループメンバー
メーリングリストのメンバー(=サイトにアクセスできるメンバー)を表示・ 編集することができます.ページを編集することで,ユーザの追加や削除を行 なえます.うっかり自分のメールアドレスを消したりすると,二度とアクセス できなくなってしまうので,注意して編集してください.
サイトアーカイブ
サイトが保持する情報を丸ごと一つのZIPファイルにまとめてダウンロードで きます.元となるテキストファイルに加えて静的なHTMLファイルも含まれてい るため,Webサイト上にアーカイブを展開するだけで静的なWebページとして公 開できます.
サーバ管理者が全データをバックアップしたい場合は「/var/lib/qwik/data/」 以下を丸ごとバックアップするといいでしょう.リストアする場合には,デー タを「/var/lib/qwik/data/」以下に展開します.
メーリングリストの設定
メーリングリストのデフォルトの設定は,qwikWebの設定ファイル (/etc/qwik/config.txt)で決められますが,メーリングリスト毎に指定するこ ともできます.「サイト管理」から「メーリングリスト設定」をたどり,その ページ内容を編集してください.(表1)
- ★表1 メーリングリストの設定項目
| 項目 | デフォルト | 説明 |
| forward | false | 投稿をメンバーのみにするかどうか(true/false) |
| permanent | false | MLの生存期間を無限にするかどうか(true/false) |
| unlimited | false | メールの最大サイズを無制限にするかどうか(true/false) |
| max_members | 100 | メンバーの最大数 |
| auto_unsubscribe_count | 5 | 自動的にメンバーから削除される際の失敗メールの回数 |
| max_mail_length | 102400 | メールの最大サイズ(バイト) |
| ml_alert_time | 2073600 | 最後のメールからML消滅警告までの時間(秒) |
| ml_life_time | 2678400 | 最後のメールからML消滅までの時間(秒) |
qwikWeb拡張機能
ちょっと進んだプラグイン
qwikWebはこれら基本機能以外にもいくつかの特徴的な機能を持っています. メーリングリストとの統合を生かした機能もあれば,普通のWikiでも採用でき そうな機能もあります.それらの機能を紹介します.
スケジュール調整と予定管理
一般的なグループウェアでは,各自の行動予定を把握するために,メンバーの スケジュール管理機能を備えています.しかし一般のメーリングリストで考え れば,メンバーの全てのスケジュールをあらかじめ入力させるのは現実的では ありません.メーリングリストのようなゆるやかなつながりにおいてもうまく 使えるようなスケジュール管理の仕組みを考え,二つの機能として実装しました.
スケジュール調整機能
メーリングリストでスケジュール調整を行おうと思った時,例えば候補となる 日付一覧をあげ,各自が自分の参加できる日に○をつけていく,そんな方法を とります.これはつまり日付とメンバーという二軸の表を共同編集する作業と 同じことだと言えます.そこでこの作業を容易にするために,テーブルの編集 機能を楽に行えるようにしました.(図8)
- ★図8 スケジュールプラグイン使用例
まず,ページにスケジュールプラグインを埋込みます.
{{schedule}}ページには5×5の表があらわれます.それぞれの項目は入力フィールドになっ おり,任意の文字列を入れられます.入力してから「更新」というボタンを押 すと,表が更新されます.このように,楽に表を更新できるようにしました. この機能はスケジュール管理のために作ったものですが,任意のテーブル編集 に使うこともできます.その場合はテーブルプラグインを使ってください.
{{table}}予定共有機能
スケジュール調整の結果,ある予定が決まったとします.ではその予定の情報 を共有しましょう.編集画面のサイト管理枠内の「新しい予定の登録」をたど り,予定する日付とタイトルを入力します.そうすると,その日付にその予定 を登録したことになり,その予定ページの編集画面になります.
- ★図9 サイドバーでの予定表示
予定はまずサイドバーに予定が表示されます.(図9)同時に,メーリングリ ストに遅られたメールのフッタにも自動的につくようになります.このように して,ある予定情報が繰り返し目にするようになるため,メンバーは予定を忘 れることがなくなるでしょう.
プラグインを作ってみよう
qwikWebにはいろいろプラグインがあるのがわかりましたが,でも自分に必要 なプラグインが無かったらどうしましょう.いっそのこと自分で作ってしまう のはどうでしょうか.qwikWebは,自分でプラグインを作るのも簡単です.現 在私は,RubyについてのWebマガジン「Rubyist Magazine」にて,qwikWebのプ ラグインの作り方を連載しています.プラグインの作り方を知りたい方は,ぜ ひこちらを参照してください.
